先月まで 1位であったPE_VIRUT.D-1 の収集数が先月から 5,000 件ほど減少したため、3位となっている。これはハニーポット内部での増殖が減少した点、国内から収集数が減少した点が主な要因である。
2位のPE_VIRUT.AV については国内からの収集数が先月より増加しており、感染時には WORM_POEBOT.** , BKDR_RBOT.** など様々な検体の同時感染が見られた。これはPCに感染しているボットにファイル感染型のウイルスが感染し、PE_VIRUT.AV として検出されたと見られる。
また、今月1位となった BKDR_SDBOT.BU は先月より海外特定サイトから配布されていた検体であり、配布元と同じホスティングサービス内のドメインへ接続を試みようとする動きが見られた。
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