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[調査対象期間:2009/08/01〜2010/08/31] |
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図12.Windows 2000 における検出傾向 |
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Windows 2000の環境でWORM型などのいわゆるネットワーク経由で感染するマルウエアの検出が目立ちます。特に引き続きUSBの自動再生機能を悪用やMS08-067の脆弱性を悪用し感染を広げるWORM_DOWNADの検出が引き続き確認されています。
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図13.Windows XP における検出傾向 |
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Windows XPの環境でWORM_TATERFやWORM_AUTORUN、Mal_Otorun2などリムーバブルメディア(USBフラッシュメモリなど)機能を悪用して感染を広げるマルウエアの検出や WORM_ONLINEGなどオンラインゲームのアカウント情報などを狙うマルウエアの検出が、引き続き多く確認されています。
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図14.Windows Vista における検出傾向
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Windows Vistaの環境では、WORM型ではなくTROJ型のマルウエアを多く確認しており、特にTORJ_JAVA, TROJ_FAKEAV、TROJ_GETCODEC、TROJ_BREDLAB、TROJ_BREDOLABなどWeb サイト経由やメールの添付ファイルとして送られるマルウエアの検出が、引き続き多く確認されています。
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