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[調査対象期間:2009/11/01〜2010/11/30] |
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図12.Windows 2000 における検出傾向 |
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Windows 2000の環境では、ネットワーク感染型のマルウエア(WORM型)の検出が多く確認されています。ボット型マルウエアであるWORM_RBOT、WORM_SDBOTや、リムーバブルメディア(USBフラッシュメモリなど)機能を悪用するWORM_DOWNADなども多く確認されています。
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図13.Windows XP における検出傾向 |
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Windows XPの環境では、WORM_TATERFやMal_Otorun2などリムーバブルメディアの(USBフラッシュメモリなど)機能を悪用して感染を広げるマルウエアの検出や WORM_ONLINEGなどオンラインゲームのアカウント情報などを狙うマルウエアの検出が、引き続き多く確認されています。また、今月はスパイウエア系のTSPY_FRETHOG の検出が確認されています。
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図14.Windows Vista における検出傾向 |
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Windows Vistaの環境では、JAVAを対象としたTROJ_JAVA、JAVA_BYTEVER、JAVA_LOADERやTROJ_DLWIMAD、TROJ_FAKEAVなどが多く検出が確認されています。これらのマルウエアは、Web サイト経由でダウンロードやメールの添付ファイルなどとして送られてきたマルウエアと考えらます。
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