ニュースリリース |
Telecom-ISAC Japan 2006/08/03 |
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国際間における通信の状況改善に向けた取り組みについて
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情報通信基盤の安心・安全を確保するために活動している財団法人データ通信
協会 Telecom-ISAC Japan(所在地:東京都千代田区、会長:芳山 憲治(日本電気
株式会社 顧問)以下、 Telecom-ISAC Japan)は、インターネットの安定運用に
関わる事象の検出および対処を行っております。
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Telecom-ISAC Japan では、一部の地域のネットワークから国際間にわたる通
信について、複数の会員組織において、次の異常と考えられる状況の発生を確
認しております。ご存じのようにインターネットを利用した通信は、通信主体
同士の間に、複数の地域にまたがる複数の通信事業者が介在することで成立し
ております。このため、Telecom-ISAC Japan では、関係各組織と連携の上、
事実関係の確認と、事態の改善に向けた活動を行っております。
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対象地域: 中国
対象通信: POP プロトコル (*1)
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この事象は、日本のISPのメールサーバに対するメール取得の通信が、通信の
途中で不明の原因により切断されるという事象です。特定の事業者やIPアドレ
スにのみ依存するものではなく、現時点でも断続的に発生しています。
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Telecom-ISACJapan では、引き続き現象の改善に向けて、関係各組織と協力し
た努力を継続する予定です。
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*1 メールサーバから受信メールを取得するために利用されるプロトコル
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本件に関する問合せ先
https://www.telecom-isac.jp/contact/index.html |