Telecom-iSAC Japan

ANTINNYウイルス対策サイト
Telecom-ISAC Japanでは、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(以下ACCS)のホームページへの攻撃や、数々の深刻な情報漏えい事件を引き起こすANTINNY(アンティニー)ウイルスに対し、ACCS及びプロバイダと共同し駆除対策に取り組んでおります。(取り組み内容はこちら
下記にANTINNYウイルスの再感染防止方法も含めた駆除手順をご案内しますので、手順に従い駆除を行っていただけますようお願いいたします。
 
>>>このサイトで取得する情報の取扱いについて
ANTINNYってなに?

ANTINNY(アンティニー)は、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて拡まるウイルスです。
Winnyは、日本で開発され、主に日本国内で使われているP2Pファイル共有ソフトです。

どうやって感染するの?
ANTINNYに感染している人のパソコンで、Winnyで使われる共有フォルダ内に、ウイルスのコピーが作成されます。別のWinnyユーザが、ファイルを交換する際に、同時にウイルスも交換して、感染が拡がっていきます。また悪意のある人の手によって、スパムメールに添付されたりインターネット上で配布されたりしている場合もあります。

感染するとどうなるの?
パソコン内の情報をWinnyを通じて外部に公開するため、 情報漏えいを引き起こします。

たとえば、以前に流行したANTINNY.Gという種類のものは、感染パソコン内の情報をひとつのファイルにまとめてWinny上で頒布してしまいます。その中にはパソコンの使用者も特定できる情報も含まれており、非常に悪質です。

ほかにも、感染したパソコンのデスクトップ画像を送信するもの、ファイル名を人気のあるオーディオソフトの名前にするものなど、さまざまなものがあります。また、掲示板などのインターネットサイトに情報のアップロードを試みるものもあり、もはやWinnyユーザだけの問題ではなくなっています。

最近ではUPBIT.AというANTINNY派生ウイルスが流行しており、いくつもの情報漏洩事件を引き起こしています。

>>>その他のANTINNYウイルス情報はこちら
「Winny」を悪用したウイルスによってインターネット上に個人情報が流出する事件が多数発表されています。

損保会社から契約者590人の個人情報が流出
(1月17日発表)
某損害保険会社がシステム開発委託をしている会社の社員が所有する個人パソコンがウイルスに感染し、590人分の個人情報が流出しました。流出したのは、住宅ローン保証保険や積み立て保険、自動車保険の契約情報などで、契約者名、年間所得額、住所、電話番号などが含まれています。委託先社員の個人パソコンにこれらの情報が保存されており、昨年11月に「Winny」を悪用したウイルスに感染。インターネット上に流出したものです。

出所;インターネットセキュリティナレッジ

いったん流出した情報は、取り戻すことはできません。今すぐ対策をしましょう。
手順1.駆除をしましょう ANTINNYウイルスは、何種類もの亜種が存在し各社の削除ツールで対応する亜種が共通でありません。ここでは、より多くの亜種に対応するため、トレンドマイクロ社及びマイクロソフト社の削除ツール(対象OS制限あり)両方を実行していただくようご案内しております。
トレンドマイクロ対策ページで駆除

トレンドマイクロ社のホームページより、ウイルス駆除を行う「Winny悪用ウイルス専用駆除ツール」を利用して駆除を行います。

「駆除ページへ」をクリックいたしますと駆除ツールの使用許諾ページが開きますので、内容をご確認の上【同意します】ボタンを押して先に進んでください。
  • 現在発見されているANTINNY、及び亜種に対応
駆除ページへ
マイクロソフト対策ページで駆除

マイクロソフト社の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」による駆除を行います。Intenet Explolerで接続してください。
  • Windows XP,2000; Windows Server 2003 の方のみに対応しています。Windows98,Meの方は手順2へお進みください。
  • 現在発見されているANTINNY、及び亜種に対応

マイクロソフト社の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」がボタンをクリックしても動作しない方はこちらの対策を行ってください。==> hostsファイルのクリア手順
駆除ページへ
Windows 98,Meの方は対象外 手順2へ
ウイルスが発見されなかったがどうなってるの
ANTINNYワームは、多くの亜種が存在します。新種や一部の亜種に駆除ツールが対応できていないことが考えられます。未対応のウイルスに感染の有無を簡易に見分ける方法として「タスクバーの接続アイコンから見分ける方法」をお薦めいたします。 ==>タスクバーの接続アイコンから見分ける方法

なお、検出されなかった方も、コンピュータのセキュリティを高めることが必要です。
「手順2 ウイルスの再感染を防ぎましょう」を実行してください。
手順1.駆除をしましょう インターネットは、今回のANTINNYウイルスなどのコンピュータウイルス以外にも危険が多く存在します。下記のセキュリティ対策を必ず行って、再発防止対策を行ってください。
Windows Update

マイクロソフト社のWindows Updateは、お使いのパソコンのWindowsプログラムのセキュリティを高めるために行う更新です。毎月更新されますので、常に最新の状態を保つことが、パソコンを守るために重要です。
Intenet Explolerで接続してください。

「WindowsUpdateページへ」のボタンをクリックした後、“ページを表示できません。”のエラー画面となった方は、こちらの対策を行ってください。==> hostsファイルのクリア手順
Windows updateペーヘへ
ウイルス対策ソフトの購入

駆除ツールを使ってウイルスを駆除しても、すぐにまた感染するおそれがあります。
ウイルス対策ソフトを使って、ウイルスの再感染を防ぎましょう。
ウイルス対策ソフト購入ページへ
ウイルス対策ソフトを導入済みの方へ
更新期限が切れていませんか?更新期限が切れていると最新のウイルスは検出しません。

==> いますぐ更新期限を確認

最も効果的な再感染防止策は、Winny等のP2Pファイル交換ソフトのご使用をお止めいただくことです。この機会にご検討ください。

体験版ですので完了連絡は不要です。
体験版ですので完了連絡は不要です。

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