たとえば、以前に流行したANTINNY.Gという種類のものは、感染パソコン内の情報をひとつのファイルにまとめてWinny上で頒布してしまいます。その中にはパソコンの使用者も特定できる情報も含まれており、非常に悪質です。
ほかにも、感染したパソコンのデスクトップ画像を送信するもの、ファイル名を人気のあるオーディオソフトの名前にするものなど、さまざまなものがあります。また、掲示板などのインターネットサイトに情報のアップロードを試みるものもあり、もはやWinnyユーザだけの問題ではなくなっています。
最近ではUPBIT.AというANTINNY派生ウイルスが流行しており、いくつもの情報漏洩事件を引き起こしています。
>>>その他のANTINNYウイルス情報はこちら
|
|
|
|
|
|
「Winny」を悪用したウイルスによってインターネット上に個人情報が流出する事件が多数発表されています。
損保会社から契約者590人の個人情報が流出
(1月17日発表)
某損害保険会社がシステム開発委託をしている会社の社員が所有する個人パソコンがウイルスに感染し、590人分の個人情報が流出しました。流出したのは、住宅ローン保証保険や積み立て保険、自動車保険の契約情報などで、契約者名、年間所得額、住所、電話番号などが含まれています。委託先社員の個人パソコンにこれらの情報が保存されており、昨年11月に「Winny」を悪用したウイルスに感染。インターネット上に流出したものです。
出所;インターネットセキュリティナレッジ
|
|
|
|
|
|